5.ウラディミール・ソフロニツキー 〜リヒテルが神と崇めたピアニスト〜
- リヒトクラシックサロン
- 2020年3月12日
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ウラディミール・ソフロニツキーは旧ソ連が生んだ最高のピアニストの1人であり、また史上最高のスクリャービン弾きとして名を馳せた伝説のピアニストです。
その不可思議とすら言えるとてつもなく美しい響きと音色によって、多くの人々を感動させた彼の演奏は、現在でも多くの信奉者を生み出しています。
また、リヒテルやギレリスといった歴史的なピアニストですら彼の演奏に心酔しており、ある時ギレリスの演奏を聴いたソフロニツキーが
「ギレリスは天才だ!」
と言ったところ、それを聞いていたリヒテルは
「ギレリスが天才なら、あなたは神です。」
と返した逸話が残っています。
オススメの録音を決めるのはとても難しいのですが(スクリャービンについては本当に神レベルの演奏なので…)
スクリャービン作曲 ワルツ作品38
などは、スクリャービンを知らない人でも親しみやすく、またその官能的な演奏からソフロニツキーの魅力を十分体感できるのでオススメです✨
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