タッチの重さと幅〜1gで変わる世界
- リヒトクラシックサロン
- 2020年2月9日
- 読了時間: 1分
みなさん、よく発表会などでこんなことを言ってる人を見かけませんか?
「今日のピアノの鍵盤、めちゃくちゃ重かった〜!!」
確かにそう感じることって良くありますよね。
では、そもそもピアノの鍵盤ってどれくらいの重さなのでしょう。
なんとその重さ、たったの1g!!!
たったそれだけしかないのです。もっと言えば、その重さの中でどれくらいの深さで弾くのか、重さを加えるのか軽やかさを出すのか、そんな細やかなことをやってるんです。
なんだか信じられませんよね?でも、ピアノを弾くというのはそんな繊細な世界なんです。
グランドピアノには、その1gの中に何百、何千ものタッチの差があります。その変化に耳を傾けるためには、やはりグランドピアノで練習するしかありませんよね。
アップライトピアノはグランドピアノとそもそもの構造が違うので、変化も少なくなります。
電子ピアノに至っては、違う楽器と言わざるを得ないでしょう。
グランドピアノで練習すれば、そのような繊細で微細なタッチの世界を体感することができると思います✨




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