ピアノの練習曲の選び方
- リヒトクラシックサロン
- 2019年1月25日
- 読了時間: 2分
こんばんは!リヒトクラシックサロンです♪
練習曲は上達のために必要不可欠なものですが、どれにしたらよいかとても悩みますよね。。
ツェルニーやハノン、クレメンティやショパンなど、題名は同じエチュードでもレベルや用途まったく異なります。
今回レベルにあわせた練習曲の選定方法をご紹介していきたいと思っています!
①ハノン
ハノンは日本のピアノ界でもっとも有名な練習曲であると同時に、最も悪名高い練習曲として知られています。
初心者の方には、指を動かす感覚を身に着けるといった点で非常にためになるでしょう。
しかし、ハノンは主に古典派までの技術に対応していて、たとえばショパンの作品のために有益かというと、大きな疑問があります。
ピアノを始めて間もないころにハノンで指を動かす感覚を身に着け、そのあとほかの練習曲に移行するという流れが一番良いでしょう。
②ツェルニー
ツェルニーもハノンと同じく古典派の技術に対応した練習曲で、それだけを練習し続けるというのはあまりよくありません。しかし、ツェルニーには幅広いレベルに対応する曲集があり、じっくり古典派以前の技術を勉強するという点においてはとても役立つでしょう。
③ショパンの練習曲
ショパンの練習曲は、その芸術性の高さから立派な音楽作品として扱われています。
しかし、テクニックとしても現代に通じるほど一流の練習曲で、ハノンやツェルニーで勉強できなかったテクニックを、ショパンの練習曲を通じてじっくり学ぶことができます。
しかし、演奏難易度もとても高度なので、ゆっくりのテンポから力まず練習することを心がけましょう。
練習曲も機械的に弾かず音楽的に弾くことを心がけたいですね♪
明確な目標をもって自分に合った曲を選びましょう!




コメント