手の小ささを克服!
- リヒトクラシックサロン
- 2019年4月28日
- 読了時間: 2分
ピアノ、バイオリン、チェロをはじめほぼすべての楽器で手の小ささは大変な苦労を生み出します。
特にピアノは、楽器が物理的にほかの楽器に比べても大きく、またサイズも統一されているため、オクターブや10度が届かなくて苦労した人は多いのではないでしょうか。
実は、ピアニストの中にも手の小さな人たちがたくさんいるのです!
たとえば、アルゲリッチはさほど大きくありませんしプレトニョフも10度を時々分解して演奏しています。
中でもアリシア・デ・ラローチャの手の小ささは有名で、オクターブをやっとの思いで弾くほどの手の大きさです。
そのため、ラローチャはどんなときにも手のストレッチを欠かさなかったといいます。
たとえば、食事の時、お風呂の時、どんな時でも指と指の間にもう一方の手で作ったげんこつを挟み、指間の柔軟性を養っていました。そんな彼女の素晴らしい演奏を聴けば、手が小さくても素晴らしい音楽を奏でられると確信します。
そして、このストレッチですがどうやらやりすぎは禁物のようです。というのも指の間の腱は過度にストレッチをしてしまうと炎症を起こしてしまい、演奏に支障をきたしてしまいます。筋力トレーニングとおなじくやりすぎは禁物のようです。
しかし、ストレッチや手のポジションによって指の可動域は飛躍的に高まります。
適切な訓練、奏法を身に着け、手の小ささを克服し自由に演奏できるよう、リヒトクラシックサロンはご指導させていただきます♪




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